黄華堂☆星空ブログ

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突撃!隣の天文台 Vol.18 〜ぐんま天文台〜
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    ご存知の方もいるかもしれませんが、日本の公共天文台にある望遠鏡のいくつかは研究にも使われています。もう数年前の事になりますが、2011年に群馬県吾妻郡高山村にある「ぐんま天文台」に観測で訪問したことがあるので、その時のお話をしたいと思います。今とは状況が異なっているかもしれませんが、お許しください。
    まず、ぐんま天文台を訪れて目に引くのは広場にある大きなモニュメント群です(図1)。奥に見える丸い方はテレビなどで観たことある方もいるかもしれませんが、手前に見えるすべり台のような物はなじみの無い方も多いのではないでしょうか。丸い方は「ストーンサークル」と呼ばれるもの、すべり台のようなものは「ジャンタル・マンタル」と呼ばれるもので、どちらも遠い昔、実際に使われていた天文学と結びつきの深い道具です。どのように使う道具なのかは是非実際に行って確認してみて下さい。



    図1:ぐんま天文台の広場【1】

    展示スペースには望遠鏡や天体に関する解説が、ややスペースが小さいながらもぎっしりと詰まっていました。特に望遠鏡に関する展示が多く、望遠鏡や観測装置に興味のある人にお勧めです。また、私が気になったのは、太陽のライブ映像です。太陽望遠鏡から取り込んだ光を展示室に投影して、その瞬間の太陽の観察ができます【2】。観測滞在中に晴れているか、その日の観測ができそうかと晴れて、観測ができるかどうかと気になって覗いたものでした。

    観望会は週末と祝日の夕方に行われていますが、予約をすれば平日にも観望することができます。150cmの望遠鏡から、惑星や明るい星などを見ることができます。滞在中にお世話になった職員さんは、簡易分光器を接眼部に付けて星のスペクトルを見せていました。赤い星、青い星がどういうスペクトルをしているか…比べるのは楽しそうですね。観望会の後、朝まで観測させていただいていましが、実はこのとき観測対象の天体を眼視で見させていただきました。普段はPCの画面越しにしか見ない天体を実際に目で見ると…何となく感慨深いですね。職員さんは、どのその時々で『熱い』天体や研究者の方がはまっている天体をお客さんに見せて、研究者の人にその『熱さ』を語ってほしいなぁ、と仰っていました。今実現しているといいなと思います。

    実はぐんま天文台は、私が訪問した2年後に、運用方針などを見直すことになりましたが、今も観望会や公開講座を行う一方で、研究データも提供してくれています。機会があれば是非訪れてみてください。

    参考文献
    【1】県立ぐんま天文台
    【2】県立ぐんま天文台 太陽望遠鏡

    By Moritani

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