黄華堂☆星空ブログ

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10月の星空
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    日ごとに秋も深まり、紅葉の美しい季節となる10月は、「神無月(かんなづき、かみなしづき)」とも呼ばれます。神無月の語源としては、出雲の出雲大社に全国の神様が集まるため、出雲以外には神様が居なくなる月というのが有名かもしれませんが、実はこれは通俗語源(言語学的な根拠がない)で、確かな語源は不明とされています。ちなみに、新穀で新酒を醸す月ということから「醸成月(かみなしづき)」というような語源もあるそうです。


    そう、日本酒を好む方にとっては、10月といえば日本酒を連想するかもしれません。10月1日は「日本酒の日」で、これは新米で新酒を造り始め、春先に造られたお酒が熟成して飲み頃となる「秋あがり」の時期だからと言われています。そんな日本酒には「月」のついた名前のものが多くあります。有名どころではテレビCMでも良く見る「月桂冠」、広島の「雨後の月」やノーベル賞アフターパーティーで採用されたこともある石川の「加賀ノ月」など、探してみると本当にたくさんの日本酒に「月」の文字が入っています。実際、これらの名前の由来に実際の「月」がどれだけ関係しているかはわかりませんが、きっと昔から日本人にとって「月」は身近な存在だったのではないでしょうか?


    前置きが長くなりましたが、今月は
    ・4日 ”月と金星が接近”
    ・6日 ”月と土星が接近”
    ・8日 ”月面X(21時頃)”
    ・13日 ”後の月(十三夜)”
    ・16日 “満月”
    と月を眺めるいいきっかけがたくさんあります。この機会に月を眺めながら、昔の人々が月を眺めながらどんなことを考えていたのか思いふけってみたり、「月」の名前のついた日本酒を嗜んでみるのもいいのかもしれません。
    (もちろん飲み過ぎには注意ですし、お酒は20歳になってからです。)



    図1:10月の星空

    *天文現象いろいろ*
    ■ 1日 新月
    ■ 4日 細い月と金星が並ぶ
    ■ 6日 月と土星が接近
    ■ 8日 寒露(太陽黄経195度)
       月面Xが見える(21時)
       10月りゅう座流星群が極大(1時間に1個程度)
    ■ 9日 上弦
    ■ 10日 体育の日
        おうし座南流星群が極大(1時間に2個程度)
    ■ 13日 後の月(十三夜)
    ■ 15日 天王星が衝
    ■ 16日 満月
    ■ 20日 土用(太陽黄経207度)
    ■ 21日 オリオン座流星群が極大(1時間に3個程度)
    ■ 23日 下弦/霜降(太陽黄経210度)
    ■ 28日 水星が合
    ■ 31日 新月

    参考文献/参考HP
    【1】藤井旭『白河天体観測所』誠文堂新光社、2015年
    【2】国立天文台 ほしぞら情報
    【3】Astro Arts 星空ガイド


    by Kobayashi & Moritani


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