黄華堂☆星空ブログ

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世界の星の言い伝え Vol.06
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    このコーナーでは世界各地の神話や伝説、また星が人の生活にどうか変わってきたかを紹介します。
    その中でも、「観望会で話すと面白いんじゃないかな」と思えるお話をピックアップしていきます。

    ・ ・ ・ ・ ・ ・

    これまでは北極星に関するお話でしたが、
    今回はその北極星を探す目印としても有名な北斗七星について見てみましょう。実は北斗七星は星座ではなくて、春の星座であるおおぐま座の尻尾の部分にあたります。果たして昔の人は北斗七星をどのように見ていたのでしょうか…。


    北斗七星

    とても多くの星の和名を収録している野尻抱影氏の「日本星名辞典」で紹介されている北斗七星に関する和名を見てみると
    「ななつぼし」
    「ひちようのほし」
    「しそう(四三)のほし」
    「ひしゃくぼし」
    「ふなぼし」
    「かじぼし」
    などが挙げられており、

    また北斗七星の一部を指した和名として
    「けんさきぼし」
    「はぐんのほし」
    「そえぼし」
    が挙げられています。

    これらの名前は一つの地方だけに残っているわけではなく、様々な場所に散らばって残っています。つまり、昔の人々は北斗七星の特徴的な形を見て様々な思いを込めていたと考えられます。和名の名付け方というものは見たままをそのままつけるものや、自分の身の回りにあるものに例えたもの、その当時の思想に関わるものをつけるのが多く見受けられますが、共通しているのは人の生活の中から生まれてきた名前であるということです。


    この中でも「ひちようのほし」の「ひちよう」は「七曜」のことであり「七曜」とは日、月、火星、水星、木星、金星、土星のことを指しており、現代の一週間を表しているものが七曜だといえます。七曜は家紋としても使われており、歴史の授業で習う田沼意次の家紋も七曜星でした。ちなみに九曜というものもあり、九曜は上の七曜に羅睺と計都という二つの架空の星を足したものであり、羅睺と計都は日食や月食をおこす星だと考えられていました。

    続く

    by Kimura

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